みなさん、こんにちは(^-^) ちっくったくです。
今日は「くまのこファミリー」を支える家族の紹介をします。
それは3年前に我が家へやってきた「金魚」2匹です。
出会い
全長10㎝ほどある金魚はやってきた3年前は3㎝ほどでした。
出会いは地域の夏祭り。
連れてきたのは長女「ぷくちゃん」と次男「げんたこす」です。
私は出かける前に子どもたち3人に500円ずつ渡して
金魚とか生き物は買わないでね。
買った後「育てる」責任があるから。
わかったぁ!!
と、いつもの約束をして出かけました。
会場に着くと長男「くっきぃ」と長女「ぷくちゃん」はお友だちと待ち合わせをしていたので、それぞれ別行動に。
げんたこすはまだ小さかったので私たち両親と行動しました。
1時間後。
ぷくちゃんと合流すると、何やら透明の袋をぶら下げています。
そこには赤い小さな命が2つ。
金魚です…
行く前に約束したよね。
どうして買ったの?
金魚を見てたら釣ってみたくなったの。
・・・
自分で買ったのだから、しっかり育ててね!
さらにその後家族で歩いていると、大学生のお兄さんが次男「げんたこす」に話しかけてきました。
ぼく~、金魚をあげるよ♪
すると、げんたこすは私の顔を見ました、欲しそうな顔をして。
「自分で育てること」を約束して、いただくことにしました。
しかし、げんたこすは夏祭りの帰りに手を滑らせてアスファルトに金魚を落としてしまい、2匹とも次の日に死んでしまいました。
そういうことで、ぷくちゃんが連れてきた2匹の金魚を育てることになったのです。
つらい思い出
そもそも、なぜ私が「金魚を飼わないで」というかというと、私の幼少時代の思い出にあります。
子どもにとって縁日の「金魚つり」は魅力的です。
私も母に頼み何度か金魚つりをさせてもらいました。
そのたびに金魚鉢に移し替え、餌をあげました。
が、小さいころから飽きっぽい私は餌やりも3日もすればやらなくなります。
見かねた母がその後の餌やりと水替えをすることになります。
当時ポンプもつけていなかったので1カ月ほどで金魚は死んでしまっていました。
「生き物を育てるって大変」
命の大切さも分かってなかったと思います。
そんな思い出しかなかった私には生き物を迎える勇気がなかったのです。
さらに立場が変わって今は私が「母親」。
子どもが育てることをやらなくなった時、経験上、きっと母の私が育てることになるだろうという予測もあって迎え入れられなかったのです。
育てるために
さて、金魚つりをした夏祭りの日に戻ります。
帰ったら、すぐ、改めて子どもたち、特にぷくちゃんに「自分で育てること」を伝えました。
そして、金魚についてインターネットで調べました。
えさ→金魚用なら何でも良い(最初は体長が小さいから小さな餌を購入)
金魚層の大きさ→金魚が勢い良く泳げる大きさのモノ。すぐに大きくなるから大きめを(外径タテ21㎝、ヨコ40㎝、高さ28㎝ ポンプと水草風置き物1つ付き)
金魚層への移し方→水はカルキ抜きをし、金魚が入っていた水もいれる。入れる水温が同じぐらいに整ってから移す
育て方について・・・金魚はストレスに弱い生き物。金魚層に移した直後はストレスが大きいので、餌は2,3日後からあげる。水替えは水槽についていた「育て方の資料」を参考に♪
見通しが立った次の日ホームセンターで購入し、リビングで育て始めました。
育ててみると
ルンルンで始まったぷくちゃんの金魚育て生活。
…でしたが、1週間ほどで「餌あげて」の声かけが必要に。
その後数日すると
みんなも餌をあげていいよ~
と、彼女のルーティンから「金魚育て」が無くなりました(;’∀’)
結果、自然とバトンタッチされた私。
最初のうちは「だから、買わないでって言ったのに!」とブツブツ言いながら餌をあげたり、水槽の水を替えたりしていましたが、私自身に変化が起きてきました。
家を出る時「まだ明るいけど出かけるから電気をけすよ~。暗くなるね、行ってきます」
餌をあげる時、水槽をトントンとたたきながら「ご飯だよ~」
晩酌を楽しみながら水槽を眺め「おっ!今日は元気よく泳いでいるね♬」
など話しかけるようになってきたのです。
すると金魚も変わります。
餌をあげ忘れていた時、家族が水槽の前を通ると水面でパクパクしていました。
しかし、気づいてくれないことに気づいたのか…
最近は水槽を口でカツカツ突っつくようになりました。
「ご飯だよ~」と声をかけると、餌をあげるコーナーに近づいてきます。
かわいいです♡
もう、すっかり「家族」です‼
おわりに
今は私がベースで餌をあげていますが、たまに子どもたちも「餌をあげたい」と言うのでその時はお願いしています。
水槽の水替えは購入した責任があるので、ぷくちゃんも一緒に行います。
ポンプのフィルター代もぷくちゃんのお小遣いです。
全て任せるのは難しいですが、「育てる」ということを少しずつ知ってほしいです。
と思いつつ、「育てること」の大変さと楽しさ・「命の大切さ」を大人になってようやく知ることができた私でした。
「いつも家族を見送り、迎え入れてくれてありがとう。」
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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