みなさん、おはようございます(^-^) ちっくたっくです。
今朝も、くまのこファミリーの「炊飯器」は6時にピピーッ、「ピピーッ」とご飯の出来上がりを教えてくれました。「ありがとう」

その音でとぼとぼ起きてくる子どもたち。
今まで、ご飯を炊くために5時起きだった私も30分起床時間を遅らせることができて「ゆとり」ある生活ができています。
シンプルライフの前提
まず、くまのこファミリーのシンプルライフには前提があります。
1 両親(みっきぃ&ちっくたっく)がフルタイムで働いているということ。
数年前から私は働きはじめ、2021年からフルタイムになりました。
このため家で家事をする時間が減ってきています。
2 子ども(ゆかいな仲間たち)3人が全員小学生であるということ。
小学生の子どもが3人いることで、ご飯、洗濯、勉強の確認など、みっきぃさんも可能な限り手伝ってくれてはいるものの、やはり負担が大きいです。
そして、最も重要なことは、子ども3人のうち、長男くっきぃは3月で小学校卒業。
小学生が一番子どもと関わることができることを考えれば、子どもと関わる貴重な時間です。
中学校に入れば、部活や勉強でなかなか家族そろって過ごす時間はもとより、私自身も関わる時間は減っていきます。
このため、今は一緒に過ごす「時間」を最も重要視する必要があるのです。
3 子ども(ゆかいな仲間たち)に経験をさせなければならないということ
これから、1人、2人・・と育っていきます。
だからこそ、親の目が届くうちに色んな経験をさせたいと考えてます。
家庭、自然、学校等など、いろんな場で、あらゆる経験をさせ、たくさんの失敗をして学んでいく経験をさせる必要があります。
誰が育てたか…分かる社会
さて、私が有機野菜に関心を持ったのは長男を出産してから。
大切な子どもの命。
健全な体を育てたいと食について考えるようになりました。
と言っても、さかのぼると主人みっきぃさんが元々林業や農業に興味があったようで、当時の目標を聞いたこともきっかけの1つです。
さらにさかのぼると、独身時代に出会った留学生の言葉です。
英語の必要性を感じた当時、アパートの隣に住んでいる留学生に声をかけ「英語を教えてほしい!」と頼みました~結局、英会話は身に付きませんでしたが…(-_-;)
その留学生はアフリカ大陸にあるモーリタニア出身の方でした。
彼は「日本で学んだことを自国で活かしたい」と日々頑張っていました。
週末になると、地方まで出かけ日本の歴史を体感していて、日本で生まれ育った私よりも「日本」を深く感じているようでした。
そんな真摯な彼にふと質問してみたのです。
「日本に来て驚くことは?」
と。
すると、こう答えました↓
「食べるものが、誰が作ったのか、誰が釣ってきた魚なのか分からないこと。モーリタニアでは釣った人がその魚を売る。野菜を育てた人がその野菜を売る。日本では店で『これは誰が作ったの?』と聞いても答えてくれない」
ビックリでした‼
だって、それまで「誰が野菜が作ったか」なんて気にしたことが無かったからです。
食べられれば良い。
ただ、それだけで、割引シールが貼られているモノを見つけるとルンルンになり購入していた当時です。
文明が発展した日本は分業化が進みました。
最初から最後まで見届ける機会が減っていることを実感した瞬間でした。
「誰が」どのような思いで食物を「育てたのか」、どのような危険を感じながら「釣ったのか」…
そのような物語を知って、その上でありがたく食する。
その大切さを知りました。
意外な再会
そして私は、友人の紹介で有機野菜の配達を始めることになりました。
届く野菜は新鮮でシャキっとしています。
一緒に入っている機関誌に野菜の生産者と地域も書いてあり生産者の顔が見える関係です(ちなみに美味しく食べられる調理方法も書いてあり調理時大活躍です)。
配達を始めて数週間したころ…
機関誌の生産者欄に見覚えのある名前。
友人に聞いてみると、やっぱり思っていた人。
高校時代の同級生でした。
実際に再開したではありませんが「○○さんが育てた野菜」、と、表情が浮かんだだけで何だか特別な食べ物に感じました。
献立の楽しさ
有機野菜の配達は何が届くか分かりません。
その時の旬の野菜が届きます。
最初は混乱しましたが、献立の主菜を固定化したら副菜の料理方法を考えることが楽しくなりました。
と言っても、生で出したり皮ごと茹でたりシンプルです(^^)v
素材が「安心安全」だから調理は簡単です♪
これが、私のわくわくする創造力や楽しみにつながっています。
配達で時間にゆとりを
最近フルタイム勤務になり自分時間が激減しました。
子どもが学校や幼稚園に行っている時間に買い物を…というのも難しくなりました。
この時でも私を応援してくれる有機野菜の配達。
それは家族の健康と私の家事時間を応援してくれる味方です。
感謝しています。
今日、私が買った食材を含め、私のもとに届けてくれるこの野菜たちも含めて、私や家族が食べる食材は、私以外の誰かが、私たちのために一生懸命作ったものであるということを考える機会となりました。
世の中は分業制で、自分に届くものが当たり前な社会になりつつあります。
だからこそ、分業制でも自分に届く段階で感謝を伝えられる自分でありたい思います。
自分が食べる食材を作ってくれた、運んでくれた人たちに尊敬と感謝をしながらいただきたいです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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