コロナ陽性!苦労した事&それでも得た事

父(みっきぃ)

こんにちは。みっきぃです。

実は先月、くまのこファミリーの子ども(ゆかいな仲間たち)の1人に新型コロナ陽性反応が出ました。

既に切り抜けて今ではみんな元気に仕事や学校に通っているので、これまでの経験を書いていきます。

新型コロナ陽性が発覚

新型コロナが流行してから、くまのこファミリーの朝は、検温から始まります。

ある日のこと、通常通り検温し、結果は家族みんな正常(36度台)でした。

ただ、いつもご飯をお代わりする勢いのくっきぃが、食欲なし!

くっきぃ
くっきぃ

頭が痛い・・・

食後に再度体温を測ると、37度台に。。。。

不安になり、その日仕事が休みだったちっくたっくが病院へ連れて行くことにしました。(以下ちっくたっくから聞いた話です)

熱(症状)があることから、すぐに抗原検査。

30分後。

看護師
看護師

「陽性」反応が出ました。

今度はPCR検査をします。

付き添いのお母さんも一緒に受けてください。

そして検査を受け終わると

看護師
看護師

検査結果が出るまで数時間かかります。

結果が出るまでご家族は自宅待機になります。

すぐにご家族に連絡してください。

ちっくたっくから私にすぐに連絡がありました。

3時間後、ちっくったくに病院から連絡がきました…

看護師
看護師

PCRの結果

お子さんに「陽性」反応が出ました。

お母さんは「陰性」でした。

今、世間でのニュースに騒がれており、みんな予防するために気を付けている「新型コロナ」の陽性反応です。

新型コロナの考え方(子どもの苦しい一日)

話は、陽性反応当日に戻り、陽性反応の出たくっきぃは、検査を受けた病院から帰ると同時に、自宅では個室へ。

初日はどんどん熱が上がっていきました。

夜に39度台の高熱。元気もありませんが、なにより「新型コロナ陽性」ということにショックを受け、会話の内容も悲観的な感じになっていきました。

そして、ついにいつもプラス思考なくっきぃから、

くっきぃ
くっきぃ

ぼく、死なないよね…?

と弱々しい声。

このときは、私やちっくたっくは、本気で「この状況を代わってあげたい。」と思いました。

「大丈夫だよ。このコロナの株はうつりやすいけど、ひどくなりにくいんだよ。」と説明しながらも、不安でした。

子どもにとって、今「コロナ」といっただけで、詳しくはわからないけど、とにかく大人も警戒している最も怖い命を奪うかもしれない病原体。

そんな気持ちがあるのだと思います。

確かに、その一面はありますが、世の中の情報が少し過剰となっているように感じます。

そのため、詳しく知らないくっきぃは、つらい思いに変わっていたのだと思います。

もちろん、感染拡大を予防するため、マスクなどの一定の対応策を取りながらも、感染した人に対しては、正確な情報をわかりやすく伝える必要が、私たちにもあったのだと感じました。

「陽性」となった当日は、家族みんなが苦しい夜となりましたが、翌朝にはくっきぃの熱も下がり表情も元気になっていきました。

これまでの生活が一変(コロナ対応の生活)

さて、家族の新型コロナ陽性を受けて、我が家の生活が一変しました。

すぐに、私を含めた家族4人が濃厚接触者となり、すぐに私と子どもたちは帰宅。

職場や学校へは1週間の待機&くっきぃのPCR検査結果報告。

残りの子ども2人も少し熱があったことから、2人はすぐに病院でPCR検査を受けることとなりました。

結果は「陰性」

さて残りは、私だけです。

だが症状がない私は、保健所からの指示待ちです。

翌日ようやく保健所から指示があり、さらにその次に日にPCR検査。

翌日の結果、「陰性」でした。

しかし、1週間は外出を控えるように(出勤は停止)とのこと。

この時から、くまのこファミリーの家ごもり生活がはじまるのでした。

結局、両親は約2週間会社に行かず、子ども3人は学校に行かず、外にもほとんど出られない生活です。

陽性反応のあったくっきぃは、翌日には熱も下がり元気な様子だけど部屋に1人ぼっち。

トイレとシャワー意外は出られない毎日。

こまめな消毒。紙やプラの使い捨て食器。

寂しいだろうと考え、すぐにモニターを準備し、部屋でゲームができる環境を整えました。

もちろんこの「モニター」は、コロナが落ち着いたら仕事関連(デュアルモニター)で使用します。

すると、日中は学校の友達とゲームを通して会話ができているようで、少し安心したようです。

学校からはタブレットが支給され、WEB授業となったことで、少し生活が安定してきました。今の時代だからこそ、感謝です。

便利な世の中です。

ちっくたっくにも異変

くっきぃ発熱の2日後、ちっくたっくが喉の調子が悪いとのこと。

ちっくったく
ちっくったく

つばを飲むと喉の存在を感じる。

痛みは無いけど…

さらに2日ほどすると

ちっくったく
ちっくったく

喉がすごく痛い。

悪寒と筋肉痛がある。

インフルエンザのような感じ…

熱も37度台になってる。

毎日、家族の体温や体調をメールで保険所に連絡していましたので、この日その旨を報告すると、翌日にPCR検査をうけるように指示がありました。

そして検査すると

結果は「陽性」

保健所から連絡があり、ちっくったくは症状のあった日から10日は自宅療養、家族は陽性反応が分かった日から7日は自宅待機。

3LDKの我が家では、2つの部屋が、「ちっくたっく」、「くっきぃ」の専用部屋。

それ以外の1部屋とリビングに残りの3人となりました。

数日後、保健所より連絡があり、ちっくたっくは、自宅療養最終日までの3拍4日で療養宿泊所へ行くこととなり、しばらくは4人の生活となりました。

毎日5人一緒だった生活が、部屋が隔離されたり外泊となったりで、いつもより静かな数日間でした。

完全主夫の経験(豊かな経験)

私は、これまであんまり家事をしていませんでしたが、1週間くらいは、完全に主夫となりました。

その一方で、仕事を休んでいることで、不安も多い。

はじめの2日くらいは毎日があたふたしながらバタバタしていました。

でも、普段パソコンと向き合う仕事の私にとって、いつもと違うことをやることに新鮮な感覚を覚え、楽しくなってきました。

一日3回の食事の準備、毎日の洗濯、消毒・・・

でも、いつも横で手伝ってくれるのが、ぷくちゃんとげんたこす。

心強い2人の存在がものすごくありがたかったし、一緒に会話をしながら仕事をすることが楽しい毎日でした。

くまのこファミリーのたくましい「ゆかいな仲間たち」は、大変だけでは終わりません。

このコロナ陽性反応を受けて「得たもの」があります。

この経験で得たもの1(学習)

近年、妻ちっくたっくが仕事をフルタイムで始めてからというもの、両親ともになかなか子どもと関わる時間が減り、勉強がどの程度進んでいるのか細かい確認ができないでいました。

でも、毎日24時間ずっと一緒の環境があります。

「この時間しかない。」ってことで、

3人の子ども(ゆかいな仲間たち)の勉強を確認するようにしました。

「友達が授業をしているときは、一緒に勉強しよう」という考え方です。

WEB授業の子1人を除いては、毎日、いろんな観点から確認しました。

すると、これまで苦手意識のあった分野も少しずつ解消されていきました。

この経験で得たもの2(生活)

次に、この経験で得たもの。

それは、「生活」です。

子どもたちと過ごす中で、勉強、そして外に出られないので体育も家の中で行いました。

食事も一緒に作りました。

子どもの「これが食べたい。」

を一緒に作ることができます。

私は独身時代にちょこっと自炊していた経験はありましたが、詳しくはありません。

子どもと一緒にユーチューブ等のネットで調べながら、はじめての料理にチャレンジ。

普段パソコンと向き合っての仕事だった私にとっては、すごく新鮮で楽しい経験でした。

そしてそこで気が付くのです。

「この子にはそんな一面があったのか」と。

この経験で得たもの3(家族との圧倒的な時間)

この経験で得たもの、それは家族との圧倒的な時間です。

毎日24時間、2週間生活をしました。

それぞれが一定期間隔離する生活があり、また陽性者が体調が整うまでの期間、不安や心配がたくさんありました。

その時でも、家族が1人のことを心配し、自分に何ができるのかを実践しました。

また、普段は1日24時間のうち、8時間×3(睡眠、仕事学校、家庭)って感じですが、その仕事学校の分の8時間を家族で過ごすことができました。

普段気が付かなかったことにも目を向けることができました。

一人ひとりと関わる時間が幸せなひとときでした。

おわりに

以上、家族が新型コロナ陽性となった体験を書いていきましたが、初めは不安しかありませんでした。

ただ、家族でどたばたしながら乗り越えよう。と決め、「こんな機会は二度とない」と考えるようにしました。

当初は、私自身、仕事がどうなるのか不安で不安でたまりませんでした。

でも現在は、元気に出勤しています。休み明けはめちゃくちゃ仕事が大変でした。

自分の仕事を期限内にどう終わらせられるかなど、今でもそれは続いています。

それでもなお、この家族にコロナ陽性が出て大変であったこと。

そしてそれを乗り越えて今があること。

そしてその期間があるからこそ、家族の結束力が高まったこと。

今は、マイナスだけではなかった。そういう気持ちでとらえていきたいと思います。

本当に大変な期間でしたし、世の中ではご家族を亡くされた方もおられ大変な生活を送っていらっしゃる方も大勢おられると思います。

それでもなお、前に進むしかない。と考えると、次の一歩が見えてくるのかもしれない。

そんなこと考えられる貴重な体験でした。

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