「子ども」と「お金」(子どもの投資編)

父(みっきぃ)

子どもとお金について(3つのこと)

こんにちは。みっきぃです。

うちでは、ゆかいな仲間たち(3人の子ども:小学6年、4年、1年)が子どもの時からお金のことを考えられる機会をできるだけつくるようにしています。

なぜかというと、私自身が子どもの頃から、貯金はせずにお金はあればあるだけ使ってしまう性格だったからです。

これは社会に出てからも同じで、「宵越しのお金はもたない」くらいの勢いで給料をもらったら、貯金はほとんどせず、毎月きっちり使い切っていました。

さすがに結婚を考え始めてから無駄な浪費を少しずつ減らすようになったのですが、やはり子どもの頃からお金に対しての考え方はしっかりもっておいた方がいいと思いました。

そこで、ゆかいな仲間たちと一緒に考える機会をつくるために、次の3つのことを行っています。

1 「働くということを考える」ためのお手伝い給料(お小遣い)制

2 「お金をつかうことを考える」ためのお小遣い自己管理制

3 「社会の仕組みを考える」ための投資(ジュニアNISA)

子どもの投資を始めるきっかけ

その中で、「社会の仕組みを考えるための投資」について話していきたいと思います。

これは、私自身は当初その気はなかったのですが、長男:くっきぃ(小6)が私の読んでいた「本当の自由を手に入れるお金の大学:朝日新聞出版」という本に興味を持ち、

くっきぃ
くっきぃ

「僕にはお金についての必要な5つの力のうち、「かせぐ力」と「ふやす力」が足りないんだよね。」

と言いはじめたことがきっかけです。

まず大前提で、この本には、お金に必要な「ためる力」、「かせぐ力」、「ふやす力」、「まもる力」、「つかう力」の5つの力を紹介しています。すごく読みやすい本です。

①ためる力(支出を減らす力)

②かせぐ力(収入を増やす力)

③ふやす力(資産を増やす力)

④まもる力(資産を減らさない力)

⑤つかう力(人生を豊かにすることにお金を使う力)

長男くっきぃが足りないと言った、「かせぐ力」の方は、少額ではあるものの、1「働くということを考える」ためのお手伝い給料(お小遣い)制の件により積極的に手伝いをした分で自分の努力次第でお金を増やす仕組みはできたのですが、「ふやす力」の方はやはり「投資」しかないってことになりました。

子どもとの勉強

そこで、私とくっきぃで勉強を始めました。

まずは、「株式会社」の仕組みを学びました。

「会社は株式を発行して、株主に購入してもらうことにより、資金を手に入れ、その資金を元手に事業を行い利益を得るもの。」

「反対に株主は株を購入することで会社の一部所有権を得て、業績がよければ一定期間ごとに配当金がもらえるもの。」

次に「投資信託」は、それらの個別の株をいろんなまとめかたで集めて薄く買う詰め合わせパック。

お弁当で言うと、「からあげ弁当」

おにぎり2個、卵焼き1個、漬物2枚、唐揚げ4個、サラダ30グラム

みたいな一つ買うだけで、いくつも味わえるので、バランスが取れる。

自動車株だけっていうわけではなく、IT関係やエネルギー株、そして場合によっては、債券などいろんな株や債券をバランスよく買えるもの(ただし、その分運用してくれる会社に手数料が発生します。)

これらを勘案し、12歳の息子は投資できる期間が何十年もあり、これが複利の力で圧倒的な強みとなるので、長期での投資を意識している以上、短期的なリスクはあっても「株式の投資信託」、そして信託報酬が低い「インデックス型」、さらにこれからの未来がどうなるかわからないので一つの国に偏らない、「全世界株式」を中心に投資をしていこうということになりました。

まずは、当面の教育資金で使うことはない子どものために貯めた貯金とお年玉で預かっていた分を合わせた50万円程度を投資に充ててみようということになりました。

まずは、SBI証券でジュニアNISAを開設(5年は運用益に対して税金がかからない&数年後には廃止が決定しているので、資金の拘束期間が短いのでラッキー)

これは昨年だったのですが、株式市場自体があまりにも調子が良すぎな気がしたので、分散して投資しました。

まずは、Emaxis slim全世界株式(オールカントリー)に「5万円」

3人の子どもが自分で購入のクリックをしました。

その後、数百円ずつの毎日積み立てて、今年(2022年)中に3人それぞれ、50万円全額投資の完了予定です。

それ以外にも、長男:くっきぃは、お小遣いを貯めて渡して、追加投資を考えているので、金額は少し増えると思います。

おわりに

少額ではありますが、ゆかいな仲間たちが全世界のいろんな会社にうすーく投資して、株主になっているということ、そして、アップルが新製品をしたり、マクドナルドの売れ行きがよかったり、テスラが新たな事業を始めたりするたびに、その恩恵にあずかることを、(下の2人の子どもはちょっと理解できないのかもしれませんが、)ニュースを一緒に観ながら伝えていきたいと思います。

ちなみに一括投資で長期運用した場合、12歳の長男が〇〇歳になったとき、元本50万円の資産がどのくらいになっているのか、アセットマネジメントOne株式会社のホームページで一般的に言われている年の運用利回り5%で考えたときでシミュレーションしてみました。

10年後(22歳)823,505円(+323,505円)

20年後(32歳)1,356,321円(+856,321円)

30年後(42歳)2,233,873円(+1,733,873円)

40年後(52歳)3,679,209円(+3,179,209円)

50年後(62歳)6,059,692円(+5,559,692円)

60年後(72歳)9,980,370円(+9,480,370円)

「複利の力」おそるべし。

世の中の景気の波はあるから、計算通りにいくとは限らないし、この年齢にいたる前にきっと取り崩すことになると思うけど、60年後の3人の子どもへのロングパス!届いて欲しい。

そして人生100年時代の長い人生を心豊かに楽しんでほしいと願っています。

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