「子ども」と「お金」(働くこととお金を使うこと編)

父(みっきぃ)

こんにちは。みっきぃです。

今回は、先日投稿した、「子ども」と「お金」の第二弾で、子どもとお金の投資以外の部分について話していきたいと思います。

子どもとお金について(3つのこと)

まず、前回に書いたことですが、うちでは、3人の子ども:小学6年、4年、1年(以下「ゆかいな仲間たち」と表記します。)が子どもの時からお金のことを考えられる機会をできるだけつくるようにしています。

なぜかというと、私自身が子どもの頃から、貯金はせずにお金はあればあるだけ使ってしまう性格だったからです。

これは社会に出てからも同じで、「宵越しのお金はもたない」くらいの勢いで給料をもらったら、貯金はほとんどせず、毎月きっちり使い切っていました。

さすがに結婚を考え始めてからは、無駄な浪費を少しずつ減らすようになったのですが、やはり子どもの頃からお金に対しての考え方はしっかりもっておいた方がいいと思いました。

そこで、ゆかいな仲間たちと一緒に考える機会をつくるために、次の3つのことを行っています。

1 「働くということを考える」ためのお手伝い給料(お小遣い)制

2 「お金をつかうことを考える」ためのお小遣い自己管理制

3 「社会の仕組みを考える」ための投資(ジュニアNISA)

前回はこの3について投稿したのですが、今回は、1と2について、関連があるので、まとめて書いていきたいと思います。

「働くということを考える」ためのお手伝い給料(お小遣い)制

まずは、1つめの「働く」ということを考えること。

ゆかいな仲間たちは、ありがたいことに家のことをいろいろと手伝いをやってくれます。

具体的には、皿洗い、洗濯物、ゴミ出し、玄関掃除、お風呂掃除、トイレ掃除、部屋の掃除などできるようになることは常にふえていっているのです。

でも、当たり前なのですが、気分によってメリハリがあります。

くっきぃ
くっきぃ

僕が今日のゴミを持っていこうか?

ぷくちゃん
ぷくちゃん

今日は皿洗いをしたくないな。

私もそうですが、みんなそんなところはあるかと思います。

そこで、安定して定期的にできるよう、お手伝いをしたら、その分お小遣いを渡すようにしました。

つまり、働いた分(仕事)が給料(対価)として返ってくるというものです。大人の社会と同じです。

そして、このお手伝いには「①基本分」と「②プラスアルファ分」があります。

①基本分は文房具や靴代、外食費など必要品のお金の年間予算を立て12で割ったもの。

お金と向き合える力がつくたびに任せる金額(項目)が増えていきます。

長男くっきぃはお金の価値観や管理ができているので1週間640円。項目は「文房具」「上靴・靴2足代」「習い事のシューズ代」「外食費」です。

ぷくちゃんとげんたこすは、1週間290円。

長女ぷくちゃんと次男げんたこすは現金をもらったら、もらった分だけ使いたくなるので管理する項目は「文房具」「外食費」のみ。

使うときは一声かけてもらうようにしています。

そして次に、②プラスアルファ分

以前ちっくたっくが書いていた、「納得してできる魔法のお手伝い表(以前ちっくたっくが書いたもの)」で説明したくるくるルーレットをさぼらないでやったら、もらえる定期お小遣いです。

このお小遣いは、一つのお手伝いにつき、一週間マックス200円です。

ここ②でもらったお小遣いは、お菓子等好きなものを買ったり、貯金をしたりと自由に使える分です。

①と②を合わせて、1週間最大で、くっきぃ:840円、ぷくちゃん、げんたこす:490円

頑張れば、1か月最大で、

くっきぃ:3,360円(①2560円、②800円)

ぷくちゃん、げんたこす:1960円(①1160円、②800円)

ただ、ゆかいな仲間たちは、お手伝いの決められた②の分については、それぞれに得意や不得意があり、調子がいいとき、そうでないときがあります。

でもそんなとき、ゆかいな仲間たち3人それぞれが協力してカバーしているようです。

げんたこす
げんたこす

今日は、食器が多いから皿洗いをしたくないな。

くっきぃ
くっきぃ

じゃあ、拭いて片づけるのを手伝うから、げんたこすはおふろ掃除をやってよ。

げんたこす
げんたこす

わかった。それならできるよ。

といったように、「餅は餅屋」理論で、「げんたこすの苦手」は「くっきぃの得意」。「くっきぃの苦手」は「げんたこすの得意」みたいに、それぞれが協力して、いくつかの仕事をこなすようになってきたのです。

これは大人社会でも同じだなって感じています。

この仕事は、「苦手な人が長い時間をかけるより、得意な人が一気に片づける」方がいいよなってことよくあるんですよね。

結果として、ゆかいな仲間たちは自分たちで納得してお手伝いを協力し合い、お手伝いの習慣が続いているようです。

「お金をつかうことを考える」ための給料(お小遣い)自己管理制

次に、もらった、お小遣い(給料)をどう使うのかを考える、自己管理制です。

このお小遣いは、(親が預かって申告して渡す部分もありますが)基本的にそれぞれ自分で管理します。

だから、ゆかいな仲間たちは、お金の使い方がそれぞれ違います。

「くっきぃ」お小遣いをできるだけ貯金や投資に回そうとして、なかなかお金を使いたがらない。

※課題:有効なことや楽しい経験には、しっかり使ってほしい。(使う力)

「ぷくちゃん」お菓子等の買いたいものを、買いたいだけ使い切ってしまい、その後我慢しなければいけなくなる。

※課題:無駄なものに過剰に使ってしまうので、節約して計画的にお金を使ってほしい。(貯める力)

「げんたこす」お金を何に使っていいかよくわかわない。

※課題:まずはお金を使ってみて、モノやお金の価値を少しずつ知ってほしい。

こんな感じです。

お金の自己管理については、「外食」などについても適用されます。。

例えば、ゆかいな仲間たちの提案で、「外食しよう。」となったとき、これは、それぞれのお小遣いから支払います。

だから、ゆかいな仲間たちは、「働いたお金を使うこと」についてしっかり考えた上で、「やっぱり今日は家で食べよう。」を判断します。

「働いたお金」と「外食で使う」ことを天秤にかけて判断しているんだと思います。

また、学校で使う上靴なども、古くなっても「まだ使えるから大丈夫」となってくる部分もあります。

これについては、サイズアウトしたものやあまりにもひどいものは、親が買い替えるように伝えています。

おわりに(豊かな経験を)

自分で働いたお金を使うことにつながるので、「モノ」を大切に使うことにもつながってほしいという願いもあります。

もちろん、無駄遣いをしてしまい、失敗することもあると思うのですが、若いうちに良い経験として失敗してくれればいいのかなって考えています。

「お金」は「時間」と同じで有限なので、「優先順位」を考えながら、「使うこと」と「使わないこと」を選んでいってほしいと思います。

そして、「お金」は使うためにあることが前提なので、ゆかいな仲間たちにとって「大切な時間」にはしっかりをお金を使って「豊かな経験」をしていってほしいと心から願っています。

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